11班の思い出

平成23~25年度


南魚沼六日町山の家珍道中

2012年11月19~20日


まつだい駅(棚田、美人林に向かうスタート駅)
まつだい駅(棚田、美人林に向かうスタート駅)
まつだいの棚田
まつだいの棚田
さいたま市(六日町山の家)
さいたま市(六日町山の家)

 我が11班は7人(当時)の小人数。小人数ということもあり何事もスムーズにまとまる居心地のいい班だ。あるとき、急に、新潟の六日町山の家(さいたま市の施設)に1泊旅行をしましょうと、誰ということなしに飛び出した提案がすんなりまとまり、11月19日、20日に実行された。

 こんな楽しい旅はなかった。

 陽気も、景色もてんこ盛りの秋、おいしい食事、愉快な仲間・・・・・・

 今回の幹事は金田さん。旅行会社も顔負けのきめ細かいプランで、ジャンボタクシーに乗り無駄のない楽しく、効率の良い旅。

 初日は新潟の大自然を堪能。越後三山の雄大な山並み、紅葉の美しい山間部の棚田の夕映え(まつだい)、さらには、越後のミケランジェロこと、石川雲蝶の壮大な彫刻(西福寺、永林寺)に圧倒されながらのお寺巡りなど。

 夜は温泉であたたまり、少女・少年の昔に戻り、夜の更けるのも忘れてのおしゃべり・・・・

 二日目は、おいしい地酒、それも、呑み助が泣いて喜ぶ八海山などの銘酒の酒蔵や、北限の新潟産ブドウ100%のワイン造りなどを見学。勿論たっぷり試飲をして・・・・


 この旅が充実したもう一つ訳は、この地が、メンバーの佐原さんの故郷。あちこちでアラアラ・・・・なんて知人に出会い、私たちも恩恵にあずかれたことだ。おいしいものがたくさんある新潟。

 みんなお土産をいっぱい買っていた。特に田中さんは、持ちきれないほどの買い物をし大きな紙袋を両手に下げて降りて行った。

 それから二週間その田中さんが急逝された。寂しい限りだ。

 登録11名でスタートした11班は、6人と最も小さな班になってしまった。

 近いうちに、飲ん兵衛だった田中さんに陰膳を据え、彼を肴に盛り上がろうと思う。